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明治日本の産業革遺産『橋野高炉跡』

橋野高炉跡_釜石

みなさまこんにちは。
本日は明治の岩手・釜石を支えた鉄作りの歴史の代名詞『橋野高炉跡』について。

国際記念物遺跡会議(イコモス)から今月4日、“明治日本の産業革命遺産”に対して世界文化遺産への登録勧告がされました。
この“明治日本の産業革命遺産”の構成資産の一つに、先述の『橋野高炉跡』が含まれており、釜石では歓迎の声が上がっています。

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橋野高炉跡とは……?

岩手県釜石市橋野町に所在する高炉跡で、1957年には日本に現存する最古の洋式高炉跡として、国の史跡に指定されました。

近代製鉄の父と呼ばれた大島高任(おおしまたかとう)が安政4年(1857)に鉄鉱石精練による出銑に成功したことにより、釜石は近代製鉄発祥の地となりました。
この大島高任などの指導により、釜石地域には明治初期までに13座もの高炉が設けられたのです。
その後も長く操業が続けられ、役目を終えた今は高炉跡として近代製鉄の歴史を後世に伝え続けています。
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橋野高炉跡を含む、“明治日本の産業革命遺産”は平成27年度世界文化遺産への登録を目指して、地域でも様々な取組を行っている真っ最中。
釜石の鉄づくりの先人たちの業績や、鉄と釜石の関わりを是非体感ください。
当ホテルからはお車で約40分ほど。見学へお越しの際は是非陸中海岸グランドホテルをご利用くださいませ。

画像提供:いわての旅:いわて観光・旅行ポータルサイト